内にある悲しみと真の自分──女優マリエル・ヘミングウェイ

作家アーネスト・ヘミングウェイの孫娘、女優のマリエル・ヘミングウェイ(53才)は、最近「太陽が出てきた」という自伝を出版した。多くの困難をのり越えてきた彼女の人生には、人生への希望とインスピレーションが示されている。

「私は、姉のマルゴーとまったく話をしない、そんな家庭のなかで育ちました。姉は13才のときから、お酒を飲み始めていたのです。」とマリエル・ヘミングウェイは思い起こす。

すべてを正直に語った感動的な自伝のなかで、女優であり健康的な生活スタイルを提唱するマリエルが、有名な家庭に生まれ育った困難な幼児期について語っている。それは、落ち込み、アルコール中毒、病気、自殺に悩まされる日々だった。家の内で起こり続けた飲酒、狂気、夜中の両親の喧嘩、それが彼女にとっての普通の家庭生活だったという。

彼女の祖父アーネスト・ヘミングウェイは、恐らく今であれば双極性障害(バイポーラ)と診断されていただろうとマリエルは言う。

人生を見失ったが、決して完全に失ったわけではない

マリエルが10代半ばの頃、母親がガンになった。そのとき彼女は、母親と一緒に寝起きして、すべての世話をすることに決めた。

「私は本当に母を助けることができると思ったのです」と彼女は言う。

若い頃からハリウッドで活躍してきた彼女が、なぜ自分の内に悲しみをもち続けてきたのか。マリエルは、自分の真の存在に気づき、その輝く光を解放するためには、過去を扱う必要があると常に感じていた。

治癒のプロセス

自伝を書くことは、過去と現在を分ける一つの方法だったとマリエル・ヘミングウェイは語る。

「私たちはみな、自分の物語をもっています。それを話すとき、信頼する人々と共にいる場所を見つけることができます。それが、本来の健康を取り戻す始まりとなるのです。」と彼女は信じている。

本の出版に関わるイベントやツアーで疲れたとき、彼女は心と体に滋養を与える効果的な手法を行っている。

「私は、1日2回超越瞑想をしています。そしてヨガも行っています。」

「自然は何も話しませんが、人生のなかで私たちを助けてくれる英雄です。私たちは、その力を十分に使っていないだけなのです。」

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