自然な生活と瞑想で多発性硬化症を乗り越えた

350もの研究によって確認されている超越瞑想の効果のなかで、最も顕著なのは、ストレスを減少させるという効果だ。「病は気から」といわれるように、病気の多くはストレスによって発症したり、悪化するため、ストレスを減らすことは、病気の予防や治療にとって非常に重要となる。

例えば、多発性硬化症という原因不明の病気がある。これは神経に損傷を引き起こす免疫系の異常であり、神経の信号の流れを中断させる。多発性硬化症は、薬によって症状を抑えることはできても、病気を完全に治す方法はまだ見つかっていない。

例えば、多発性硬化症と呼ばれる原因不明の難病(神経細胞の損傷によって神経の情報伝達が損なわれる病気)は、ストレスによって症状が悪化することはわかっているが、病気を完全に治す方法はまだ見つかっていない。

こうした難病も、超越瞑想によってストレスを取り除くことで、症状が和らぐことが患者達の体験報告から明らかになってきた。そうした体験談を二つ紹介しよう。
 

疲労、麻痺、不安……

ベンは、35才のときに多発性硬化症と診断された。常に弱さや疲れを感じ、右脚に強い痙攣や、バランスの乱れ、不快感があった。

症状はそれだけでない。左目にも痛みが起こり始め、次第に視力が衰えていく。多発性硬化症は、視神経に損傷を起こし続けると知って、彼はひどく落ち込み、不安を感じた。

そこで、フロリダの病院に入院して検査を受け、髄液の異常を調べる検査とMRIで脳スキャンを受けることにした。しかし、その検査でも多発性硬化症と診断される。

病院を退院するとき、医者から「栄養剤や食事療法では、この病気は改善しない」といわれ、ザナックスと呼ばれる薬物依存の危険性が高い精神安定剤を処方された。

その三週後、彼は米国アイオワ州フェアフィールドにある自然療法を行うラージ・アーユルヴェーダ・ヘルスセンターで治療を受けることにした。そのときは、もう自分一人で歩くことはできず、車イスにのっていた。

最初の診察では、左目と視神経の異常と、両足の異常──両足の協調の欠如と弱さ、深刻な歩行困難──と診断される。

ベンは、アーユルヴェーダ浄化法、食事を変えること、超越瞑想とヨガの習得、特定の薬草製剤を含む治療プログラムを受けた。その結果、治療プログラムを終える頃には、彼は自力で700メートルも歩けるようになっていた。

この治療プログラムを受けてから12年たった今も、彼は多発性硬化症を改善するための自然な生活を続けている。毎日、超越瞑想を行い、アーユルヴェーダに則した食事をし、薬草をとっている。

それによって、ベンの症状が再発することは決してなかった。彼は今、毎日3キロ歩いて、バーベルを持ち上げ、マッサージ師として、エネルギッシュに活動しているのだ。「落ち込むことも不安を感じることもなくなり、前向きな態度で人生に向き合えるようになった」と彼は語っている。
 

強いストレスからも開放される

同様に10カ月間、多発性硬化症に苦しんでいたクリスも、超越瞑想を学ぶとすぐに疲労が解消されるのがわかった。彼の体験は「多発性硬化症患者を支援するサイト」に掲載された。以下は、その記事からの引用である。

「私は2013年6月に多発性硬化症と診断されて、先週(8月末に)超越瞑想を学びました。

発作が起こる前、私は長期間にわたって強いストレスを受けていました。そのため、以前から本で読んでさまざまな瞑想法(集中する方法)や、動く瞑想法とも呼ばれる太極拳を試してきましたが、どれもうまくできませんでした。

そんなとき、私が通い始めた自然療法医が超越瞑想を推薦してくれたのです。

超越瞑想のコースに参加して気づいたことは、TM(超越瞑想)の実践は非常に簡単であり、何かに集中する瞑想法ではないということです。また、TMを規則的に続けることで、ストレスを解消し、疲労を減少させるという主な効果があることを知りました。

発作が起こってから10週間、多発性硬化症による疲労に悩まされてきましたが、それがTMを学んでわずか1週間で、エネルギーが増してくるのを感じました。瞑想の後2~3時間は、エネルギーの高まった状態が続くのです。」

わずかな時間、目を閉じるだけで、疲労から回復し、エネルギーに満ちあふれるというのは、夢のような話だ。それを現実にするかどうかは、あなたの判断次第だ。

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