「うつ症状」に対する超越瞑想の効果が二つの研究によって明らかに

うつ病

超越瞑想に関してうつ症状の改善に効果的であることが2つの新しい研究で明らかになった。この研究は、ワシントン州シアトルで行われた第31回行動医療協会の年次総会で発表された。

この研究調査は、ロサンゼルスのチャールズ・ドリュー大学とコハラのハワイ大学の2か所で実施された。調査の対象になったのは、55歳以上の心臓血管病の危険性がある人で、アフリカ系アメリカ人とネイティブハワイアンの両方を含む。調査の対象者は、超越瞑想を行うグループと健康に関する教育を受けるグループに無作為に分けられ、9〜12か月間にわたり、うつ症状に関する検査が行われた。

その結果、超越瞑想を行うグループは、健康教育のグループに比べて、うつ症状の著しい改善が見られた。最も改善したのは、臨床的に重大なうつ症状を持った人で、超越瞑想グループは平均48%の改善が見られた。

「これらの研究結果によって、超越瞑想がうつ症状の治療に付け加えられる可能性が高まるだろう」とヘクター・メイヤー博士は語った。メイヤー博士は、この調査の共同研究者であり、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学部臨床訓練の教授および学部長を務めている。

これらの研究結果は、現代社会にとって非常に有益なものだ。うつ病は、中年期以降のアメリカ人を特に衰弱させる病気で、約20%の人が、ある種のうつ症状に苦しんでいる。

うつ症状は、社会に対して大きな影響を与えている。アメリカ合衆国全体では、1,240万人の女性と640万人の男性がうつ症状に苦しんでいる。うつの症状は、心臓血管の病気に対する大きな危険要因となっており、軽い症状の場合であっても心臓病につながると言われる。うつ症状を改善するために、職場や医療現場では年間約831億ドルもの費用がかかっていることがわかっている。

うつ症状の改善の研究結果

うつ症状の改善

このグラフは、うつ症状の改善結果を表している。心臓血管病の危険性のある55歳以上の人で、超越瞑想グループと健康教育グループを比較したものだ。調査の対象者は、無作為にグループ分けされた。また、この研究は、国の助成金(国立心肺血液協会国立代替補完医療センター)によって実施されている。

原文:MARIO ORSATTI


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