慌ただしい仕事のなかで、安らぎを得る──画家ミカロポウロス

ニューオーリンズ出身の画家、彫刻家であるジェームス・ミカロポウロスは博物館や民間の芸術収集家から高い評価を受けており、ニューオーリンズの一大イベントであるジャズ祭のポスター制作を6度も請け負った。また、ミカロポウロスの絵は、多くの著名人の自宅でも飾られている。

彼は、作品を創作する上でアイデアを生み出す喜びや苦闘について、こう語っている。

「私はいつも4時頃に起きています。朝の時間はとても静かであり、話をすることはありません。1時間くらいニューヨーク・タイムズを読み、それから仕事にとりかかります。まだ暗い中、スタジオのドアを開けます。私は、絵を描いているときに、太陽が昇るのを見るのが好きです。イーゼルの前に立つ私の一日は、昼食までに終わります。そして、その日の残り時間は、自分の好きなことのために使います。それは非常に嬉しいものです。」

絵を描いたり、彫刻を行うことが常に喜びだというわけでもない。良いときもあれば、悪いときもある。

「ある時は、仕事は努力なく進みます。しかし、ある時は苦闘しています。時には、それを解決するのに何日もかかることがあります。そのためにたくさんのことを考えます。」

そんな時に助けとなっているのが、30年間、ミカロポウロスが行ってきた瞑想である。

「私は1日2回、20分ほど超越瞑想を行っています。瞑想すると心が安らいで、慌ただしい仕事から一時的に逃れることができるのです。」

ミカロポウロスや彼の作品について知りたい方は、彼のホームページをご覧ください。

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