女優レナ・ダナム「瞑想は生きる勇気を奮い起こす」

昨年、ニューヨークで行われたチャリティー・イベント『女性、ストレス、瞑想』のなかでレナ・ダナムは、超越瞑想を9歳から始めていて瞑想から恩恵を得ていることを明らかにした。彼女は、米国のTVシリーズ「ガールズ」に出演し、また脚本も書いている。彼女の話をハフィントンポストが取り上げた。以下は、その記事からの引用。

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もし、あなたがA型人間──よく遊び、よく働き、競争的でエネルギッシュなタイプ──の女性だとしたら、瞑想から十分な恩恵を得ることができる、とレナ・ダナムは話した。「ガールズ(TVシリーズ)」のライターであり、クリエーター、女優である彼女は、小学生の頃から、混乱状態の中でも落ち着きを保つために瞑想を始めた。

「私は、他の人よりも超越瞑想を必要とする、神経過敏なユダヤ人女性の家系に生まれました。」

最近ニューヨークで行われたデビッド・リンチ財団のイベント『女性、ストレス、瞑想』のなかでダナムは語った。

「みなさんにお話ししたいことは、身なりの良い心配性のユダヤ人女性が、私は瞑想する必要があると言って、カントリー・クラブで瞑想の時間をとるのを目にするのは、とても魅力的だということです。」

超越瞑想の実践は、彼女の家族の女性達の間で、数世代にわたって受け継がれてきたものだ。ダナムが9才で強迫性障害と診断された頃、彼女の母親は20年以上も瞑想を行っていた。母親は娘に大量の薬を飲ませる代わりに、TM教師を家に呼んで、心を静めて落ち着きを取り戻す方法を教えた。それ以来、瞑想はダナムの生活の一部となっている。

瞑想することで、彼女は自分に起こったことを理解し、それに対処できるようになった。成功した女性達のなかで、「瞑想の実践が人生を変えた」と打ち明けたのはダナムが初めてではない。1970年代から、超越瞑想の手法は、ビートルズ、オプラ・ウィンフリー、エレン・デジェネレスといった著名人を引きつけてきた。彼らは皆、瞑想の効果は「言葉では言い尽くせない」と話している。超越瞑想は1日2回、20分ずつ、静かに座って目を閉じて、その人にあったマントラを繰り返す瞑想法だ。

熱心なTM(超越瞑想)の実践者である、CNNの政治主任記者キャンディ・クローリーも、『職場の女性達』のイベントで、「瞑想によって、集中力と創造性が増した」と話している。「考えがはっきりしてきたのです。他にどう表現したら良いかわからないのですが……」

ダナムは、ストレスの多い芸能界で仕事をしたり、自分の周りで「世界が非常に速く回っている」と感じるときに超越瞑想を行うと、落ち着いた心を保つ助けになると表現した。

「瞑想のお陰で、思いもよらない挑戦や困難がやってきても、それを乗り切ることができます。瞑想は生きる勇気を奮い起こしてくれます。瞑想すると、内側と外側の両面で、物事が整理され、幸福感がやってきて、挑戦に立ち向かうことができるのです。」