超越瞑想と他の瞑想法との違い(3)──誘導瞑想との違い

話し手が聴き手に対して指示し、瞑想を導く方法は誘導瞑想と呼ばれる。一般に瞑想用のCDを用いて、何かをイメージしたり、視覚化したり、語りかけに反応することで、楽しい気分を創り出し、リラックスの度合いを深める。この場合、私たちの注意は、思考や感情、イメージの領域に留まっている。

一方、超越瞑想の場合、注意は、思考やイメージの領域を超えて、心の内深くへと入っていく。それは、誘導によるものではなく、まったく自発的に努力なく行われる。

超越瞑想では、瞑想中、心は、想念のより微かなレベルを体験していき、ついには最も微かな想念を超越して、完全な静寂、純粋意識を経験する。純粋意識とは、心の最も落ち着いた状態であり、無限の知性、エネルギー、幸福の場である。

科学的な研究によれば、超越瞑想の実践中には、呼吸が微かになり、血液中のコルチゾールや血漿乳酸塩の減少が見られる。これら生理的な変化は、体が深く安らいでいることを示している。また、脳の前頭部には同調したアルファー波が見られることから、意識は機敏に目覚めていることがわかる。この安らいでいながらも機敏な状態は、他の瞑想法では見られない超越瞑想の独特の体験である。

誘導瞑想は、ストレスの軽減、より積極的な思考、内面の成長など目指している。こうした効果を真に得るためには、想念やイメージの領域を超越して、心の最も深くにある純粋意識を経験することだ。その経験は、シンプルな超越瞑想の実践によって誰もが得られるもので、この経験によって人間は生まれながらにもっている心の全潜在力を活用することができるようになる。

思考のプロセスを超越する

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