74歳で世界ツアーを続けるマイク・ラブの活力の源

ビーチボーイズのリードボーカル、マイク・ラブは、74才になってもなお活動のペースを落とすことなく世界ツアーを続けている。彼の活力の源とは何か?

ポートランド・トリビューンのインタビューで、マイク・ラブは、活力を生み出す秘訣は、45年以上にわたって毎日、超越瞑想を続けてきたことだと語っている。

「瞑想は休息とリラクセーションを与えてくれるので、疲れを取り除いて活動を続けることができます。」と彼は言う。

「アルコールやドラッグに頼らなくても、ハイな気分でいられます。それが、私の人生にとって一番の恩恵でした。」

マイク・ラブは、1967年にパリでマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーと会い、瞑想を始めた。ロックの世界で生き残っていく上で、超越瞑想が重要な役割を果たしたと彼は感じている。

「心がはっきりしていて、エネルギーがあれば、旅行、リハーサル、演奏という慌ただしい活動を楽しむことができます。瞑想すると生理状態が変わるので、イライラしたり、疲労困憊した感覚がなくなるのです。瞑想は、非常にシンプルなテクニックですが、驚くべき効果があります。」

「超越瞑想は、私にとって秘密兵器のようなものです。瞑想を行っているときには、いろいろな考えが浮かびますが、そうした考えを超越して、思考の源へと至ります。超越することで、エネルギーが充電され、深い休息が得られるのです。」そうした効果は、誰でも得られると彼は話した。

そして、「瞑想を学ぶ人が十分な数に達すれば」とマイク・ラブは感慨深げに言う。

「世界はまったく違ったものになるでしょう。つまり、世界は平和になり、繁栄し、健康的になるのです。」

 
ますます強力になっていく:ビーチボーイズが2012年にリリースしたアルバム「That’s Why God Made the Radio」は、アメリカのヒットチャートで第3位になった。ビーチボーイズの曲は、アメリカのバンドのなかで、最も多くトップ40位に入っている。

Source:
“Da Boys are feelin’ good vibes” by Kerry Eggers, Portland Tribune

“Mike Love’s inner peace” by Beth Roessner, The Desert Sun

原文・TM HOME