”幸運や名声のためではなく、悟りを求めて” マイク・ラヴがジョージ・ハリスンを称えた曲を正式リリース

ビーチボーイズのマイク・ラヴが、ジョージ・ハリスンの誕生日に、彼との思い出を歌にした『パイシーズ・ブラザーズ(魚座の兄弟)』を発表した。この曲は2004年に書かれたもので、マイク・ラヴとビートルズのメンバーが、マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーの教えを受けるために、1968年にインドへと旅だったときの思い出を歌にしたものだ。その曲を発表しようと思った切っ掛けを、マイク・ラヴは次のように語っている。

「ビートルズのアメリカ進出50周年記念のイベントが行われる中、私は、ビートルズのメンバーと一緒にインドへ向かったあの信じられないほど意義深い旅を思い出していた。その旅は、私達全員に非常に大きな影響を与えるものだったが、特にジョージは一番影響を受けていた。『パイシーズ・ブラザーズ』は、私のセンチメンタルな感情から生まれた、ジョージ・ハリスンの驚くべき音楽への貢献を称える曲なんだ。(ローリングストーン誌)」

この曲から、あの時代にどうして、ビートルズのメンバーやマイク・ラヴがインドへと旅したのかがわかる。それは、幸運や名声のためではなく、悟りを求める旅だった。マイク・ラヴは、そのときインドで学んだ超越瞑想を今でも続けている。

「リシケシにあるマハリシのアカデミーで、ジョージや彼のバンド仲間と共に過ごした時間は、私の人生にとって最も大切なものなんだ。ジョージと私は、自分の生活にバランスを取り戻すことよりも、精神的な知識を強く求めていた。そして、私たちは、超越瞑想によって内面の静けさを体験することで、音楽が豊かになることを知ったんだ。一度内側に静けさを見いだすと、普通とは違う意識状態を求めて、麻薬やアルコールに手を出す必要はなくなるのさ。」とマイク・ラヴは語る。

2月25日のジョージ・ハリスンの誕生日に、マイク・ラヴは、ハフィントン・ポストの自身のブログで次のように記していた。以下はその抄訳である。

◆ ◆ ◆

1964年に、ビートルズが初めてアメリカに上陸し、大旋風を巻き起こして全米を制覇した頃、ビーチボーイズはすでに4〜5枚のヒット・アルバムを出していた。

ビートルズとビーチボーイズが共に有名になってゆくにつれて、私たちは友好的なライバル関係を楽しみ、互いの音楽に対して深い敬意を感じていた。最近、ビートルズの米国デビュー50周年記念イベントが各地で開催されているので、私も少し時間をとって、同じ魚座生まれのジョージ・ハリスンを称えたいと思う。

1968年の春、ビートルズと私はマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーに招かれて、インドのリシケシへと旅だった。リシケシは太古の昔から、精神性を求める人々にとっての重要な聖地である。ヒマラヤ山脈からガンジス川が流れ出てくる場所であり、そこには何か特別な雰囲気が感じられた。

リシケシでの滞在中、マハリシは私達に瞑想のやり方について教え、夜には彼の先生であるグル・デヴから授かった知識を与えてくれた。マハリシの瞑想法は超越瞑想と呼ばれ、現在でも教えられている。世界中の学生達が、生命の外側の価値と共に、内側の価値を成長させ、生命を真に完全なものにするために、超越瞑想を学んでいるのだ。この瞑想法の実践は、それ以来、46年間にわたって私の人生を導いてきた。超越瞑想に出会ったことを、私は変わることなく感謝し続けている。

1968年までに、ビートルズとビーチボーイズは十分な名声を得ており、私たちはより深遠な何かを探していた。そして、マハリシは私達に、思考と行動を超えて、内側から成長する方法を教えてくれたのだ。

ジョージの死から少したって、私はスタジオでレコーディングを行った。リシケシで共に過ごした経験をもとに、ジョージの平和と愛に満ちた人生と、音楽に対する深遠な貢献を称える曲『パイシーズ・ブラザーズ(魚座の兄弟)』を書こうと思いついたのだ。彼は非凡な才能をもち、アーティストとして『サムシング』『マイ・スイート・ロード』といった名曲を残し、博愛主義者として、バングラデシュなどでコンサートを行ってきた。『パイシーズ・ブラザーズ』は、何度か海賊版が出たり、オンラインで流出しているが、私が望むような形で正式にリリースされたことはなかった。(今は、サウンド・クラウドなどで簡単に曲をアップできるので、この曲を紹介するのに良い時期だろう。)

この曲は、私たちがリシケシで共有した経験を歌にしたものだ。

「幸運や名声のためではなく、悟りを求めて、私たちはマハリシのもとにたどり着いた。そこは神聖な雰囲気に満ちていた。そのときの貴重な時間は、今では過去のものとなってしまったが、そのとき作った音楽と思い出は、今なお消えることなく続いている。」

私たちがそこで一緒に過ごしたのは、音楽の仕事のためではなく、自分自身のより深いレベルへと至る方法を学ぶためだった。今思うと、それは最高の時であり、その後の私の人生を決定づける瞬間だった。

ジョージと私は同じ星座生まれであり、1968年にインドで一緒に誕生日を祝った。今日、2月25日は、ジョージの71回目の誕生日にあたる。彼のような人はこれまで存在しなかったし、これからも存在しないだろう。『パイシーズ・ブラザーズ』は、これまでジョージを愛してきたすべての人にとってのお祝いの曲であり、そこにはジョージとの思い出が込められているんだ。

◆マイク・ラヴ「パイシーズ・ブラザーズ」

  

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