映画監督マーティン・スコセッシの静かな一日

現代の偉大な映画監督の一人、マーティン・スコセッシは、60代の初めに超越瞑想を学んだ。あるチャリティー・コンサートで超越瞑想のことを聞いて、これは自分と妻にとって、また、そのとき八歳だった娘にとって、役立つものだと思った。

成功の代償の一つは仕事が増えることだ。マーティンの場合もそうだった。いくつものプロジェクトが異なる進捗段階にあって、毎日、その一つ一つに注意を払っていなければならない。そのストレスはたいへんなもので、2010年の映画『シャッター・アイランド』を撮り終えたころには、ついにパニック発作が始まった。発作はきまって午前中に起こったので、それが収まってからでないと家を出られなかった。

そして、超越瞑想を始めてからは、彼は、30分早く起きて瞑想をして、落ち着いた調子で一日を始めるようにした。瞑想を始めて5カ月後、彼は瞑想のおかげで心が落ち着いて、一つの決断から次の決断へとスムーズに移れるようになったと語っていた。彼のパニック発作はすっかりおさまっていた。発作が起こりそうだと思ったら、目を閉じてマントラを静かに思う。それが助けになっていると、彼は話していた。

「瞑想を始めるときにはたくさんの想念がありますが、それは次第に落ち着いていって、最後には一つの静かな、漂っているような空間になります。それはとても素晴らしい体験です。」

瞑想中には、創造的な考えが心に浮かんでくる。例えば、ジョージ・ハリソンの映画を作っていたときには、その映画の中で使う音楽が直観的に浮かんできた。音楽とナレーションが同時に思い浮かんできたこともあった。こうした細かいことは大部分の観客には分からないかもしれないが、最高の効果を求める映画作りの達人にとっては極めて重大なことなのだ。

瞑想をした後は、一日中、静けさが続く。妻もクルーチーフも、マーティが他人に対して忍耐強くなったと認めている。そして、物事の優先順位を付けるのに瞑想が役立っているという。よくあることだが、数本の映画を同時に作っているときには、毎日、それぞれの映画にそれぞれの進捗がある。どのプロジェクトでも作業が進み続けるが、彼はそれらの全てを同時に取り扱うことはできない。だから、優先順位を付けることがいつも問題になる。朝の瞑想の後は、その日の、あるいはその週の仕事の優先順位が見つけやすくなる。他の重要でないことは、たとえ人々を落胆させることになろうと、きっぱりと後回しにする決断力も得られたという。そして、マーティの妻も娘も、超越瞑想を続けており、その効果を楽しんでいる。

──ノーマン・ローゼンタール著「超越瞑想 癒やしと変容〜精神科医が驚く効果と回復」より

  

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