超越瞑想という音楽によって、心の内側を旅する──ポール・ホーン

ジャズ音楽に革新を起こしたポール・ホーンは、ワールドミュージック(世界各地の民族音楽を採り入れたポピュラー音楽)の創始者と言われている。50年間の音楽活動のなかで、50枚のアルバムを制作し、5回グラミー賞にノミネートされ、2回グラミー賞を受賞した。彼はソロのアーティストとして高く評価されていると同時に、数多くの著名な音楽家と共演してきた。

音楽活動を始めた頃、ポール・ホーンは超越瞑想と出会い、米国で最初の12人のTM教師の一人となり、インドに行ってマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーのもとで学んだ。

「1966年に瞑想を始めて以来、私の人生にとって瞑想は重要なものとなりました。瞑想はあらゆる面で役に立ち、私の人生をあらゆる面で変えました。」

インドでのポール・ホーンとジョージ・ハリスン

インドでの瞑想の体験にインスピレーションを受けた彼は、タージマハールでフルートを演奏し、全く新しい異国風のアルバムを収録した。それは当時、最もよく売れたアルバムの一つとなった。そして長年にわたって、ポール・ホーンは、世界各地の神聖な場所、例えば、ギザの大ピラミッド、リトアニアの大聖堂、米国のキャニオンドシェイ、チベットのポタラ宮殿などで演奏を行ってきた。

彼の著書「ポール・ホーンの内側」において、彼は次のように語っている。

「私たちは瞑想という音楽を通して、心の内側へと旅をしているのです。」

原文:KEITH DEBOER

100万人の子供達に超越瞑想を教えるための慈善コンサートに参加したポール・ホーンは、記者会見において、内側で静寂を体験することの重要性について話している。